商品説明
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内容紹介(出版社より)
1970年代から冷戦終結前後にかけて,日米関係は同盟深化の重要な過程を示す。本特集号では,同盟深化の諸相を外交・安全保障・経済など多面的な視点から分析した論文を集めた。豊富な一次史料を活用し,同盟の本質を考える試みを提示する。「序論──1980年代の諸相」(楠綾子)「日米オレンジ問題とロビー活動──アメリカ対日協議会の遺産としてのケイ・スガハラの政治的役割」(進藤翔大郎)「中国市場をめぐる日米競争 一九七七〜一九八二──コンピューター輸出問題を中心に」(?氷怡)「湾岸戦争と自衛隊海外派遣の開始──日米安保と国内法の交錯」(加藤博章)「天安門事件と日米関係──中国との関係回復をめぐる協調の模索」(東郷雄太)「「外圧」作用のプロセスにおける企業形態の重要性──総合電機メーカーとしての半導体業界から見る日米経済摩擦」(冨田晃正)「原爆の記憶から核のタブーへーー投下の正当性,核兵器の軍事的有用性と反核の規範意識」(福島啓之)「日米経済摩擦と国際秩序ーー米中通商摩擦との対比において」(西脇修)独立論文1本/書評論文2本/書評3本