商品説明
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内容紹介(出版社より)
「政治思想の国際論的転回」を統一テーマに開催された政治思想学会第30回研究大会の発表報告論文6本を中心に、公募論文6本と書評9本を収録。「グローバルな視座」は政治思想史に何をもたらすか?──アメリカ建国を見つめる同時代フランスの議論から考える〔永見瑞木〕戦争違法化体制再考──それは暴力をなくすのか〔三牧聖子〕国際論的転回は政治思想史を深め(てい)ない──古典的国際関係論からのポレミック〔西村邦行〕ユーラシア主義と「ウクライナ問題」の原点──思想の循環史の観点から〔浜由樹子〕領土の一体性・自衛・武力行使──戦争の道義性の一側面に関する若干の考察〔白川俊介〕など。
目次(「BOOK」データベースより)
特集(「グローバルな視座」は政治思想史に何をもたらすか?-アメリカ建国を見つめる同時代フランスの議論から考える/戦争違法化体制再考ーそれは暴力をなくすのか ほか)/国際シンポジウム(ガリヴァー苦悩記ー近代世界の形成と破壊における条約)/公募論文(天然資源とグローバルな正義ー多層的で限定的な天然資源の正義構想の意義と可能性/生と政治をめぐるヘルマン・ヘラーの政治思想ーヴァイマール共和国における国家の正統性と政治的主体像 ほか)/書評(カント以前の多彩な平和論『平和の追求ー18世紀フランスのコスモポリタニズム』(川出良枝)/プルードンの一貫した思想像『プルードンー反「絶対」の探求』(金山準) ほか)/二〇二三年度学会研究大会報告(シンポジウム1 近代ヨーロッパの国際論的転回/シンポジウム2 戦間期の国際政治思想:国際関係論の台頭 ほか)