商品説明
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内容紹介(出版社より)
本書は,日本臨床心理士会第1期医療保健領域委員会(津川委員長)が行った全国規模の大型研修会等のアーカイブから,精神科領域に関する議論をピックアップしたものです。個人心理面接だけでなく,デイケアや地域支援,クリニック業務など,拡大する心理の仕事とそのポイントを実務レベルで描きました。初学者だけでなく中堅〜ベテランの方にも読んでもらいたい1冊です。第1章 自殺予防活動における臨床心理士紹介とまとめ 自殺予防活動における臨床心理士──生活者としてできること,対人援助職としてできること ■ 津川律子(1)厚生労働省における自殺対策の現状について ■ 荒川亮介(2)自殺のない「生き心地のよい社会」をめざして ■ 清水康之(3)全体会「自殺予防活動における臨床心理士」を拝聴して ■ 村瀬嘉代子第2章 精神科領域における臨床心理士の現状と課題紹介とまとめ 精神科領域における臨床心理士の現状と課題 ■ 津川律子(1)精神科診療所の立場から ■ 原田 徹(2)精神科単科病院の立場から ■ 淵上奈緒子(3)総合病院の立場から ■ 花村温子第3章 精神科デイケア ■ 吉村理穂第4章 精神障害者の地域生活支援紹介とまとめ 精神障害者の地域生活支援 ■ 原田 徹(1)病院での生活から地域での生活へ──精神障害者退院促進支援事業に携わって ■ 須藤志保(2)“アクティングアウト”のすすめ ■ 高木俊介(3)退院支援SST“動機づけ”からの取り組み ■ 福田由利第5章 地域社会とひきこもり支援紹介とまとめ 地域社会とひきこもり支援 ■ 江口昌克(1)ひきこもりの臨床心理的地域援助 ■ 境 泉洋(2)青年期ひきこもりケースのアセスメントと治療・援助──心理専門職に期待すること ■ 近藤直司(3)「生きていく気」と「生きていく場」のために ■ 荻野達史第6章 精神保健領域における臨床心理士の活動(1)多職種との協働における県民の精神保健普及啓発活動 ■ 山下弥生(2)福井県臨床心理士会による福井県内の自殺対策の取り組み─-特に,こころの健康 夜間・休日相談会について ■ 小林仁志