1961年に旧ミノルタ社から発売された35mmフィルム一眼レフカメラです。

当時同社は時代の流れに応じ、それまで手掛けていたレンジファインダー機から一眼レフに製造をシフトし、自社初の35mm一眼レフ機「SR-2」を1958年に発売します。

その翌年には、その「SR-2」の廉価版的な位置づけで初代「SR-1」（通称：前期型）を発売。さらに操作性を高めるため同機は幾度かマイナーチェンジを行い、1961年に後期型と呼ばれる当機を発売しました。

その後TTL測光を搭載した「SR-T101」、「美人しか撮らない」のキャッチで有名な「SR-T SUPER」へと発展していきます。

当時敷居の高かった一眼レフ機において、同社が庶民派一眼メーカーとしての地位を築いていく礎になった機種とも言えます。


レンズ AUTO ROKKOR-PF 55mm F1.8、露出計 SR-METER-2 付。
露出計作動確認できず。
キャップ類無し。
外観全体的に少し汚れやクスミ等有。
スローシャッター域に少し粘り有。
モルト劣化有。
レンズ内全面に目立つ汚れ有。
重さ:約1000g。
コンディションランク:D