野点傘(のだてがさ)は、野点(屋外でお茶またはお抹茶をいれて楽しむ茶会のこと)のときに、釜や主賓の近くに立て、日除けをするとともに、傘ごしの淡い光の中に映し出された美しい飾り糸により、雅やかな和の空間を演出する効果があり、野点には無くてはならないものです。
日本人なら誰でも、(たとえお茶の心得が無くても)この野点傘の中に入ると、自然と心が安らぐのを覚えます。持ち手二本繋ぎ。布袋・ダンボールケース付。
人を傷つけないよう傘の辺縁(爪)を内側に湾曲させた妻折り(つまおり)・爪折れ・端折れなどと呼ばれる本格仕様です。ホテルのロビーやギャラリーのオブジェとしてもご利用いただけます。
※生産を海外(中国)に委託することによりお手頃価格を実現しました。別売の傘立台(黒)もございます。
■サイズ
小:直径143cm×長さ190cm 軸Φ2.8cm 骨の数60本
大:直径200cm×長さ245cm 軸Φ4cm 骨の数72本
■色
天井紙:緋色
持ち手(柄・中棒)・ろくろ:黒漆塗り
親骨・小骨:白竹黒塗り
飾り糸・繋ぎ糸:ピンク・紫・黄色・赤・白など ※ロッドにより色は異なります。