天然の桜皮を素材にした伝統工芸「樺細工」の茶さじのご紹介です。樺細工は今から二百数十年前、武士の手内職として発達し、その業は豊かな風土の中で発展をつづけてきました。天然の山桜の樹皮は、通気性・通湿性そして実用的な堅さをもっていますので、その茶さじはお客様にお茶など用意していただく時にも最適です。手にとってみると、桜皮の落ち着いた風合いがあり、天然素材ならではの美しさがあります。また日々手に触れることによってさらに光沢を増し、山桜独特の奥深い色合いに変化していきます。日本的で美しいデザインのこの茶さじは、茶筒とセットにして贈り物にも喜ばれますよ。