絶縁ワッシャー(ロスナ) M4用


フランジとボルトの材質が異なる場合、そのまま使用すると電位が異なるため接蝕部を通じて電子が動き電位差腐食(電蝕)が発生します。
電蝕が発生する環境ではフランジやボルトを早期に錆び、抜けや脱落など事故の原因につながります。


電蝕対策としてそれぞれの接蝕部に絶縁体を介すことで電蝕を予防します。
具体的にはボルトの胴体部分に「絶縁スリーブ」を、座金部分に「絶縁ワッシャー」を入れることで電蝕を予防することが出来ます。


「絶縁スリーブ」と「絶縁ワッシャー」はセットで使用します。
絶縁ワッシャーは樹脂製のため割れ防止のため絶縁ワッシャーはボルトと同材質の金属製ワッシャーと重ねて使います。
絶縁ワッシャーの分ボルトは通常より長いサイズを選定して下さい。


ロスナワッシャーはロスナボードをワッシャー形状に加工した高耐熱性・断熱、電気絶縁性に優れたワッシャーです。
ガラスクロスを基材とした積層成形品のため、可塑性樹脂と比較し強度的に強く、また断熱性能・電気絶縁性能を備えております。

特長
◆優れた耐熱性と圧縮強度
◆優れた寸法安定性
◆UL-94-V0相当の難燃性


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