スダチは爽やかな香りとまろやかな酸味の30〜40gの小さな果実です。果汁を酢として使われたことから「酢橘(すだち)」の名がつけられました。ビタミンCやクエン酸が豊富です。熟す前の果皮が薄く、風味が強い果実が収穫され、主に焼き物や鍋等の薬味、薄くスライスしてジュースや焼酎などの風味づけにも使われています。スダチの皮と汁をそうめんの漬け汁に入れて食べると絶品!だそうです。
果実は熟すと黄色くなりますが、緑色の若い果実のほうが風味があります。柑橘類としては寒さに強く、多雨や乾燥にも強いため、東北地方や北陸地方でも庭植えで栽培できます。