同じ柑橘類のカボス、スダチなどと姿形は似ていますが、種は少なく、他と比べてものならないくらいに果汁が多く、ビタミンＣも豊富に含まれています。
関東地方以南の太平洋側の暖かい場所が適しています。

果皮を薬味に、果汁を食酢に利用します。薄皮でしぼりやすく、果汁を刺身や焼魚にかけたり、鍋料理のポン酢がわりに使ったり、焼酎に割って入れてみたりと、用途は豊富です。さわやかな酸味でワイン、ジュース、ゼリーなどにも多く利用されてるそうです。

ヘベスは、香酸カンキツ特有の機能性成分が多く含まれています。

ガン抑制効果があるといわれている成分「ナツダイン」を多く含み、疲労回復にかかせない必須アミノ酸９種のうち、８種を含んでいるそうです。

また、血液をきれいにし、腎臓の働きを改善する機能を持つ「クエン酸」も多く含まれ、抗アレルギー作用の「ナチルチン」も 豊富で、花粉症などの軽減も期待できるそうです。