紀伊国屋文左衛門が江戸に運んだのが紀州みかん。果実は小さく扁球形で30g〜40g、果皮は薄く橙黄色で光沢があり、香りが良い。果肉はジューシーで酸味は少なく、甘くて美味しいです。風邪のひき初めに、焼きみかんがいいと言われます。焼き網にのせて、ときどき転がしながら弱火で皮が黒くなるまでじっくりと焼いて、あつあつをいただきます。果汁にしょうが汁少々を加えて飲むとなお効果的だそうです。