●山中無暦(さんちゅうれきじつなし)…無意味に時を過ごすのでなく、禅では日常無心に生きとしいきるにすぐる。閑人を指すのでなく、時間に謀殺されて、己を見失うことなく、今を自己を見つめるゆとりも必要ですと、説く。(唐詩選) 太上隠者の「人に答うる」と言う題の詩の中の 一節. 偶々 (たまたま) 松樹の下に来たり 枕を高くして石頭に眠る 山中暦日無し 寒尽 くるも年を知らず。
●壺中日月長(壷中日月長)[こちゅうにちげつながし]…茶道で狭い室内を時空を越えた仙境とし、思う存分異次元を体験する場所に見立てる。
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●メール便不可
●直筆
サイズ:広巾(約縦36.3×横7.5cm)
作者:松涛泰宏筆(宗潤)(まつなみたいこう)
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【松濤泰宏(松涛泰宏)[まつなみたいこう]】
前大徳寺 鷲峰山、寿福寺第50世住職(福岡県)
昭和35年 生まれ
昭和47年 得度
昭和57年 臨済宗大徳寺派、別格地、崇福僧堂初掛塔
昭和59年 福岡大学卒業
昭和62年 臨済宗大徳寺派、別格地、崇福僧堂再掛塔
平成02年 臨済宗大徳寺派、三等地寿福寺住職
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箱:たとう紙