切り干し大根は、大根を千切りにして、乾燥した冬の天日にさらして乾燥させます。
　
切る大きさは、長さ約10cm前後、厚さ5mm前後の千切りにして
お日様の下で干します。

切り干し大根と千切り大根は呼び方が違うだけです。
関東では切り干し大根が、関西では千切り大根が主流です。

切り干し大根は、生の大根に比べると栄養価がとても高くなります。
その理由は、太陽の光を浴びることで生の大根に含まれる本来の旨みが糖化されギュッと濃縮されるからです。
また、紫外線や酵素によって縮合反応が起きる事でも栄養素は増えます。

切り干し大根に含まれる代表的な栄養素として、

カルシウム
骨や歯を丈夫にする。動脈硬化や高血圧の予防、興奮や緊張の緩和などに効果がある

カリウム
高血圧を予防したり、筋肉の動きを良くする。また老廃物の排泄を助ける効果もあると言われていますので、むくみなどにも効果的

食物繊維
コレステロールを体外に排出して動脈硬化を予防したり、便秘や美肌にも効果的。また、切り干し大根には不溶性食物繊維のリグニンが含まれておりそれがガンを予防する効果があると言われています

鉄分
貧血の予防や免疫力を高める効果