商品説明
商品説明
内容紹介(情報提供:絵本ナビ)
人見絹枝さんという名前は知っていましたが、詳しくは今回初めて知りました。日本人男性ですら世界でまだ大いなる活躍が出来ていない時代に、女性アスリートとして道を切り拓いていく、その意志の強さは本当に素晴らしいと思いました。あまりにも短い生涯であったことはショックですが、力強い姿は、多くの日本人を勇気づけたに違いありません。(hime59153さん 50代・三重県 男の子12歳)【情報提供・絵本ナビ】
内容紹介(出版社より)
日本で初めての女性オリンピックメダリストの壮絶な生涯!1928年アムステルダムオリンピックーー。オリンピックでは、この大会ではじめて、陸上競技に女子選手が参加できるようになりました。日本から出場した女子選手は、人見絹枝ただ一人。当時21歳だった彼女は、国の期待を一身に背負い、100メートル走に出場します。しかし、金メダルを期待されていたにもかかわらず、まさかの予選敗退……。泣きながら一夜を明かしたあと、念のために選手登録していた800メートル走に出場することを決意。のちに「死の激走」と言われる壮絶な戦いをくりひろげました。800メートル走で見事銀メダルを獲得し、一躍英雄となった彼女は、帰国後、女子スポーツの普及に力を尽くします。女性競技者への偏見、大きすぎるプレッシャーを背負いながらも、国民の期待に応えるため、また、女性のスポーツ振興のために、命を削って闘いぬいた女性の一生を通して、女性の生きかたを考える一冊。☆巻末には、オリンピックの歴史や当時の時代背景など、充実した記事ページが入り、調べ学習にもおすすめです。