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佐野哲也が大好きなので今回名前を見て喜びました。相手選手もエンターテイナーと認めるシバターこと齋藤光の名前もあって期待度マックス。ジャンボ柴田はいつもなら相手選手がおちょくられたと本気になって怒ってるのがおもしろかったのですが、今回は相手選手までそれにノったのと実力がありすぎてジャンボ柴田もパフォーマンスどころではなかった。そういう意味では2人は本試合では少し物足りない。他の選手を見てみると、負けてもいい訳ひとつせずに自分の力不足だったとか相手選手を褒め称える言葉を吐かれると、実力は互角だったし判定も時の運だったとフォローしたくなる。逆に試合前はガンガン行くとか大口を叩きながら、実際はクリンチで逃げっぱなしで判定にも不服を言われると明らかな負けだろと情けなくなる。
残念なのは同じ道場の佐野選手の口からも「危険な男で相手を骨が見えるほど大流血させる」と言わしめるユースケ・サンダースJr.の試合。普段はサラリーマンなのに武装危険地帯まで海外旅行に出かけたり、常に刺激を求める男として初参戦ながら最長のプロローグで紹介されたのに、リングで紹介されたときのセコンド2人がカメラに向かって手を振っている。もう試合が始まる前からすっかりダレてしまった。何のための映像だったのか本人のキャラは薄まるし主役台無しだし。そういえば前も佐野選手が誕生日の試合にもこの道場のセコンドが2人同じことやって、試合後の控え室での佐野選手のインタビューにかぶせて「ラウンドガールが・・」とふざけた横槍を入れてネットでも叩かれていた。選手のキャラを台無しにして作品の価値も薄める空気を読めないセコンドはいらない。
そういえば前田さんの総括の時間も短いです。試合の内容や選手のことなど初期の各試合ごとの感想もぜひ復活させてほしいです。
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