ゲームを作ったスタッフ達の、前作「三国恋戦記」の評判が良かったので、
わくわくしながら期待をこめて、遊んでみました。
が、登場人物たちの絆が薄く、あっさりしていて、なんだか肩透かしな
ゲームだったなあ・・・というのが、正直な感想です。
例えば、大神兄弟、「双子」というわりに、お互いを思い遣るシーンがない。
兄弟がピンチの時でも、まったく焦らず、取り乱さず、かといって助けようと
何かするわけでもないので、なんでこんな冷たいの~と不思議でした。
「ここはプレイヤーに説明が必要なシーンだろう」という部分が、
ストーリーを進めるため、けっこう切り捨てられていたように思います。
ヒロインとの恋愛はしっかり書かれていたと思うので、恋愛ゲームとしては
及第点かと思います。
が、私は、ヒロインを取り巻く周囲の人間たちの繋がりもちゃんと書かれて
いるほうが好きなので、個人的には、このゲームはそんなに面白くありません
でした。
あと、展開がけっこう、ご都合主義にハッピーエンドだったりするので、
そこら辺も、星を減らした理由です。
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登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 梱包サイズ : 19 x 14 x 1.6 cm; 250 g
- 発売日 : 2015/3/26
- メーカー : 3Daisy
- 製造元リファレンス : 3DAISY-001
- ASIN : B00PZ7015W
- Amazon 売れ筋ランキング: - 8,286位PCソフト (PCソフトの売れ筋ランキングを見る)
- - 1,670位ドラマCDソフト
- - 1,699位PCゲーム (PCソフト)
- カスタマーレビュー:
商品の説明
純愛×人外×めぐり逢いアドベンチャーゲーム。死者と生者の世界の境で、少女は命がけの恋を知る。塞ノ山を含む三山に囲まれた街、塞ノ市。主人公の平穏な暮らしは、時期外れの転校生によって一変する。迷い込んだ洋館で襲ってくる美しい人外のモノ。彼女を救う人狼一族の双子の兄弟。明らかになる兄の秘密。初回生産特典: ドラマCD ミニドラマ「とある一日」+システムボイス集。
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上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2015年5月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
人外が良い。ただそれだけのような気がしなくもない。もう少し愛が欲しい。
2015年9月6日に日本でレビュー済み
あんまり評価が高くありませんが、私的には面白かったです
◆ストーリー
昔の風習、慣習、古来からの一族、禁術そんな要素が入ってきてそういう点の話がしんどい時もありました
謎の青年やジークの世界についてもう少し何か記載があればよかった気がします
◆キャラによりボリュームに差があり
・謎の青年 個別ルート多め。束縛、盲目的な愛、執着 が好きな人には彼目当てのみで買ってもよいかなと
最初から好意(執着)を寄せられているが、わけのわからない彼を理解する過程がよかった
補佐をするジークが結構キャラが好みだったのでもっと彼を出してほしかった
・オオカミ2匹
ボリュームはまあまああるけれど、二人に差があまり見られない気がした 金太郎飴のようなところが多い
一族の組織のしがらみを押し付けられて主人公(プレイヤー)にとっては非常に窮屈でイライラすることもある
また一族の風習なのだろうと思うけれど一族での家族愛が見られず、殺伐としている
犬が好きな人は楽しい場面があり、私はそういうのがもっとほしかった
恋愛面での話のウエイトは多いけれど、なんとなく萌えなかった
・兄 主人公を「姫」と呼び溺愛する。そういうの好きな人には買って損なし
ボリュームは短い。話を理解するのにだるいときあり。
一部彼が気味が悪いと思う場面あり
彼らがどうやって恋愛にまで発展したのかという過程があまり書かれていない
◆スチル
ときどきぬるぬると動いているので見飽きない。スチル回想でもぬるぬる動いてほしかった
◆その他
・そもそもメインストーリーが長い。個別ルートにまで入るまでがだるい
・めでたしとなってもご都合主義感がありすぎてだいたいがあっさりと終わったイメージ
・攻略キャラが少ないのは残念
サブキャラのオオカミの仲間やジーク(金髪の人)が攻略に入っていればよかったのに
・主人公がまったく役に立たないし、状況を打開するのはだいたいが彼女ではないので、なんとなく周りに振り回されている感や抑圧されている感がぬぐえない
・すべてを自力で攻略することがとてもシビア。攻略サイトを利用しても細かい点は地味に大変
・サブストーリーで必要かどうか疑問に思うものがあった。それ入れるならもっと主要キャラのおまけ増やしてほしかった
◆システム
最近よくある、前までの選択肢、次までの選択肢までぶっ飛びできるので攻略に非常に役立つ
・定価で買うほどじゃないけれど中古でそこそこの値段で買ったので十分たのしめました
◆ストーリー
昔の風習、慣習、古来からの一族、禁術そんな要素が入ってきてそういう点の話がしんどい時もありました
謎の青年やジークの世界についてもう少し何か記載があればよかった気がします
◆キャラによりボリュームに差があり
・謎の青年 個別ルート多め。束縛、盲目的な愛、執着 が好きな人には彼目当てのみで買ってもよいかなと
最初から好意(執着)を寄せられているが、わけのわからない彼を理解する過程がよかった
補佐をするジークが結構キャラが好みだったのでもっと彼を出してほしかった
・オオカミ2匹
ボリュームはまあまああるけれど、二人に差があまり見られない気がした 金太郎飴のようなところが多い
一族の組織のしがらみを押し付けられて主人公(プレイヤー)にとっては非常に窮屈でイライラすることもある
また一族の風習なのだろうと思うけれど一族での家族愛が見られず、殺伐としている
犬が好きな人は楽しい場面があり、私はそういうのがもっとほしかった
恋愛面での話のウエイトは多いけれど、なんとなく萌えなかった
・兄 主人公を「姫」と呼び溺愛する。そういうの好きな人には買って損なし
ボリュームは短い。話を理解するのにだるいときあり。
一部彼が気味が悪いと思う場面あり
彼らがどうやって恋愛にまで発展したのかという過程があまり書かれていない
◆スチル
ときどきぬるぬると動いているので見飽きない。スチル回想でもぬるぬる動いてほしかった
◆その他
・そもそもメインストーリーが長い。個別ルートにまで入るまでがだるい
・めでたしとなってもご都合主義感がありすぎてだいたいがあっさりと終わったイメージ
・攻略キャラが少ないのは残念
サブキャラのオオカミの仲間やジーク(金髪の人)が攻略に入っていればよかったのに
・主人公がまったく役に立たないし、状況を打開するのはだいたいが彼女ではないので、なんとなく周りに振り回されている感や抑圧されている感がぬぐえない
・すべてを自力で攻略することがとてもシビア。攻略サイトを利用しても細かい点は地味に大変
・サブストーリーで必要かどうか疑問に思うものがあった。それ入れるならもっと主要キャラのおまけ増やしてほしかった
◆システム
最近よくある、前までの選択肢、次までの選択肢までぶっ飛びできるので攻略に非常に役立つ
・定価で買うほどじゃないけれど中古でそこそこの値段で買ったので十分たのしめました
2015年4月3日に日本でレビュー済み
スチルの近い方が上手い。
乙女ゲームとしては珍しいアニメーションスチル活用で、物語に臨場感を出しています。
場面の切り替えやスチルの使い方も贅沢でおっとなる事間違いなし。
恋愛要素は高めで、レーティングも高め。
ストーリ的に上手くまとまってはいると思いますが、唯一残念だったのは、他の方も仰っているように
攻略対象の掘り下げがもっとあったら良かったかもしれません。
たとえば、兄弟は幼い頃に主人公に会っていたという設定でしたが、ただ一度や二度会っただけで執着するのはいささか説得力にかけた所がありました。
また、世界背景の描写が少ない事で、のめりこむ事が難しかったかもしれません。
同製作グループのヒット作、
三国恋戦記も考えてみれば、世界観のほりさげはそこまでなかったのですが、
もともと三国志というある程度はプレイヤーが連想できる世界観であった事が救いとなったのかもしれませんね。
全体的に楽しめましたし、きゅんきゅんする所もあったけれど、あと一歩ということで、星4つ。
乙女ゲームとしては珍しいアニメーションスチル活用で、物語に臨場感を出しています。
場面の切り替えやスチルの使い方も贅沢でおっとなる事間違いなし。
恋愛要素は高めで、レーティングも高め。
ストーリ的に上手くまとまってはいると思いますが、唯一残念だったのは、他の方も仰っているように
攻略対象の掘り下げがもっとあったら良かったかもしれません。
たとえば、兄弟は幼い頃に主人公に会っていたという設定でしたが、ただ一度や二度会っただけで執着するのはいささか説得力にかけた所がありました。
また、世界背景の描写が少ない事で、のめりこむ事が難しかったかもしれません。
同製作グループのヒット作、
三国恋戦記も考えてみれば、世界観のほりさげはそこまでなかったのですが、
もともと三国志というある程度はプレイヤーが連想できる世界観であった事が救いとなったのかもしれませんね。
全体的に楽しめましたし、きゅんきゅんする所もあったけれど、あと一歩ということで、星4つ。
2015年4月14日に日本でレビュー済み
三国恋手がけたところが新作出すと言う事以外前知識なし。パッケージデザインのイメージままに購入プレイ。
結果サクッとお手軽乙女ゲーで盛り上がりは淡白、EDも淡白。好きだけど惚れ込みはしない、そんなゲームが所感でした。
【以下ネタバレ】
・萌え度…目が赤い青年にダークネスなドS愛展開を期待していたところとても純愛でした。
人狼の二人は組織のしがらみ系でかつ御都合主義なので苦手でした。兄は好きです。
・燃え度…戦闘シーンは細かくスチルが動き盛り上がりました。
・ギミック…クリアすると一部のキャラクターの独白が解放され何を考えていたのかわかるオマケが好きです。
・スチル…とても綺麗で動くところ動くので見ていて飽きないのですが動物が一部不自然で気になりました。
三国恋の期待大のままプレイすると危険ですが人外とのライトな恋路ゲームとしてなら良いと思います。
結果サクッとお手軽乙女ゲーで盛り上がりは淡白、EDも淡白。好きだけど惚れ込みはしない、そんなゲームが所感でした。
【以下ネタバレ】
・萌え度…目が赤い青年にダークネスなドS愛展開を期待していたところとても純愛でした。
人狼の二人は組織のしがらみ系でかつ御都合主義なので苦手でした。兄は好きです。
・燃え度…戦闘シーンは細かくスチルが動き盛り上がりました。
・ギミック…クリアすると一部のキャラクターの独白が解放され何を考えていたのかわかるオマケが好きです。
・スチル…とても綺麗で動くところ動くので見ていて飽きないのですが動物が一部不自然で気になりました。
三国恋の期待大のままプレイすると危険ですが人外とのライトな恋路ゲームとしてなら良いと思います。
2015年7月24日に日本でレビュー済み
三国恋戦記は未プレイの者です。特に事前情報は入れずプレイしました。
選択スキップできるのでコンプはしやすいかなという印象。
話が出会ってから1か月の話、過去刹那的に出会ったものの他人同士。
じっくり恋愛をするではなく、状況に駆られ選択せざるを得ないお話だったと思います。窮屈な話でした。
お兄ちゃんの○呼びが最後まで受け付けずクリアするのに時間はかかりましたが、
クリア特典(SS、BGM等)を開放していくのは面白かったです。
もし移植やFDを考えているのなら残った謎も含めてお願いします。
選択スキップできるのでコンプはしやすいかなという印象。
話が出会ってから1か月の話、過去刹那的に出会ったものの他人同士。
じっくり恋愛をするではなく、状況に駆られ選択せざるを得ないお話だったと思います。窮屈な話でした。
お兄ちゃんの○呼びが最後まで受け付けずクリアするのに時間はかかりましたが、
クリア特典(SS、BGM等)を開放していくのは面白かったです。
もし移植やFDを考えているのなら残った謎も含めてお願いします。
2020年1月19日に日本でレビュー済み
高校二年生の主人公・泉詩生(名前変更可能・ボイス無)は医者の兄・蘇芳と穏やかな日々を過ごしていた。しかし、人狼の兄弟や詩生を狙う青年との出会ったことで詩生の日常は一変する。ヴァルプルギスの夜が近づく中、詩生を巡って男たちの思惑が交錯するが……。
攻略可能キャラクターは、人狼の兄弟・大神虎丸と大神龍丸、兄の泉蘇芳、謎の青年の4人。人狼と謎の青年はヒロインと同じ学校の生徒です。兄は年上の眼鏡キャラで好きな人ははまるタイプだと思いますが、ヒロインを「姫」呼びするのが苦手でした。
特筆すべきは幻想的で美しいジャケットイラストとOPムービー。世界を賭けた壮大な恋が始まるのか、身が引き裂かれるほど狂おしい愛憎劇が開幕するのか。期待が高まりました。
しかし、肝心のストーリーはコミカルで明るい内容で、期待とはかけ離れていました。
個別ルート後半にシリアスな展開になるものの、ヒロインは主体的に自分の生きる道を選択したのではなく、周囲に流されてなし崩し的に行動します。事件解決方法はあっさりしていて、ここまで散々引っ張ったわりには弱いオチでした。人狼兄弟と敵対していた青年は弱いです。
恋愛に関しても、人狼一族のしがらみで兄弟どちらかと形式的に結婚したら、何となく恋心が芽生えたという流れで、盛り上がりに欠けました。状況と雰囲気に流されるうちに恋しましたという印象です。高校卒業と同時に結婚という点も安易です。
男性キャラクターもヒロインの性格や内面に惚れたのではなく、「昔出会ったから」という理由でヒロインを好きになります。今のヒロインより、想い出の中のヒロインが好きなようです。
ムービーやアニメーションスチル等のデザインや作品の世界観設定は凝っていますが、肝心の中身が薄っぺらいゲームでした。
攻略可能キャラクターは、人狼の兄弟・大神虎丸と大神龍丸、兄の泉蘇芳、謎の青年の4人。人狼と謎の青年はヒロインと同じ学校の生徒です。兄は年上の眼鏡キャラで好きな人ははまるタイプだと思いますが、ヒロインを「姫」呼びするのが苦手でした。
特筆すべきは幻想的で美しいジャケットイラストとOPムービー。世界を賭けた壮大な恋が始まるのか、身が引き裂かれるほど狂おしい愛憎劇が開幕するのか。期待が高まりました。
しかし、肝心のストーリーはコミカルで明るい内容で、期待とはかけ離れていました。
個別ルート後半にシリアスな展開になるものの、ヒロインは主体的に自分の生きる道を選択したのではなく、周囲に流されてなし崩し的に行動します。事件解決方法はあっさりしていて、ここまで散々引っ張ったわりには弱いオチでした。人狼兄弟と敵対していた青年は弱いです。
恋愛に関しても、人狼一族のしがらみで兄弟どちらかと形式的に結婚したら、何となく恋心が芽生えたという流れで、盛り上がりに欠けました。状況と雰囲気に流されるうちに恋しましたという印象です。高校卒業と同時に結婚という点も安易です。
男性キャラクターもヒロインの性格や内面に惚れたのではなく、「昔出会ったから」という理由でヒロインを好きになります。今のヒロインより、想い出の中のヒロインが好きなようです。
ムービーやアニメーションスチル等のデザインや作品の世界観設定は凝っていますが、肝心の中身が薄っぺらいゲームでした。